ガジェット

中国:万里のファイヤウォール対策はVPNまでに影響

中国政府は昔から万里のファイヤウォール(GREAT FIREWALL)というものを採用している。それは、中国政府が自分のポリシーにふさわしくないと思われるサイトをブロックする機能である。主な例としては、YouTube、Facebook, Twitterが挙げられる。これらのサイトを中国国内でアクセスしようとすると、ブロックがかかっているため、処断される。

ただ、年末にそのブロックシステムが更に拡大した。処断の影響がVPNまでに及ぶようになった。

VPNにアクセスすることで、中国のユーザーが従来ブロックされているサイトにアクセス出来るようになる。ただ、同じVPNが企業と企業の間でのセキュリティの高いデータ通信にも用いられている。

VPNが中国政府にボロックされることで企業(特に外資系の企業)に大きな被害を与えるようになる。

香港とマカオは行政特別地区であるために、万里のファイヤウォールの影響を受けないので、中国政府にアクセスを処断されることは無い。

 

About the author

Alan Chiu Tsang

Alan is a freelancer photographer and author for FutureHandling.com.
He graduated from Hong Kong university in 2005.