2013年1月より、香港人男性と結婚していない中国本土の女性は香港で出産できないようにするため、新しい法律が有効になる。
ゼロ出産クォータという新しい法律は香港の行政長官(梁振英 リョウ・シン・エイ)によって今年の4月に発表された。
近年、中国本土の人々の中で、香港で出産するということが大ブームになった。香港で出産すれば、赤ちゃんは香港IDや香港のパスポートをもらえる他、香港の優れた教育制度の学校にも入学する権利を得られるし、病気になったとき等、香港のヘルス・ケア制度も利用できるからである。
但し、この数年前から香港の現地の人々からクレームが多発しているし、中国本土の人による事件も少なくない。中国人の妊婦の方が大変多いため、それで香港の病院や婦人科のクリニックが込み合うケースが頻繁に起きてしまっている。その他に、中国本土の子供たちが香港での教育を受けたがるため、学校が込み合ってしまって、それで現地の子供たちが入学できなくなるケースも生じている。香港の薬屋さんから粉ミルクが売り切れになったりするケースも少なくない。